お料理って。。。。。。
個人で生徒さんに料理やお菓子を教えていますが、東部ガスの講師もしています。自分の教室では特定の生徒さんに教えているので気ごころも知れている方々ばかりですが、東部ガスさんでの教室は不特定の方達ですので毎回初めての方達との出会いとなります。私の教室ではこれから結婚も控えている方が多いので調理の事はもちろん、マナー面も時折教えています。外での教室では初めての方に対してあまりうるさく((笑))言えませんが、時折みなさんの調理の流れを見ています。ここでわかるのが料理の流れの中で調理には直接関係ない事、例として「材料を切った時周りに飛んだ食材をきちんと取りそしてキレイに拭いている」「道具の拭き方が丁寧」「流しの周りに水が飛んでいたのを見つけたらさっと拭いておく」などなどが些細な事をキチンとしている方は調理の仕方が上手=料理上手という図式が成り立つこと。毎年全国ガス協会主催の県大会の審査員をしています。親子ペアで1時間以内に約5~6品の料理を作り盛り付けまで仕上げてというレベルの高い大会に携わっていますが、調理の流れがよどみなく見ていて安心出来る、調理をしながら片付けもしている、常に調理台の上が整然としていて汚れが無い親子の方は間違いなく盛り付けも上手で味もおいしいので上位入賞されています。当然ここまでキレイなのは日頃から作っていて料理が好きな方でしょう。6組の方が参加されて調理しますが私個人の採点基準は前半30分まで全体の組の方達の調理過程をみてあらかたの判断をしています。
料理上手な方は(例外もあるかもしれませんが)、調理しながら洗い物もし出来上がる頃には洗い物も終了していますね。これがベストですよね。もう一つは手間をかけるところは省かない。これは今の社会生活ではみなさん時間に追われている方がほとんどでしょうから、より簡単に手軽に出来る料理がいろいろなアプリサイトで検索できます。これはこれで利用してもいいと思いますがただしそのメニューの中で煮込み料理があったとしたら、たいていは煮込みの最初の段階でアクという料理の味を落としてしまうものが浮いてきますが、これを取るか取らないかで仕上がりの味に差が出てくることでしょう。
私の教室ははじめてさんが対象の教室ですから手が込んだメニューは滅多に登場しませんが、それでもここはちゃんとしてねというところは伝えています。
このような意識がより強くなったのはNHKで5年間料理を作っていたことが大きいですね。テレビですからまずは見た目がキレイでおいしく見えなければいけない。料理番組では最初に出来上がりの料理をみせていますよね。おわかりでしょうがあれは事前に撮っておいたものですが撮る直前まで気が抜けず見た感じがキレイにそして出来立ての雰囲気をみせるためとても気を使う場面です。そして調理過程で視聴者の方がわかりやすい説明の仕方や流れにしなければいけない。一番大切なのは不快感を与えない!これはご覧になっている方に対してスムーズに調理を見せつつ調理台が常にキレイな状態を保ちながら最後まで気を抜かずにわかりやすい表現で話していく。
きっときっと料理上手な方のキッチン、そしてその他のお部屋や収納はキチンと整理整頓されていると思います。
私もキッチンはもちろん、いつどなたが家に来ていただいても問題なくきれ~にしていますよ((笑))!
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